苺はスーパーで手軽に購入できる果物ですが、どのように栽培されているのか気になったことはありませんか。
苗の植え付けから収穫までにはさまざまな工程があり、それぞれの管理が重要です。
本記事では、苺栽培の基本的な流れを紹介します。
▼苺栽培の流れ
①苗の入手・定植
苺の栽培では、まず健康な苗を選ぶことが大切です。
苗は専門の農家や園芸店で準備され、適切な時期に畑やハウスへ植え付けられます。
水はけの良い土に植えることで、根がしっかり張り、順調に生育するでしょう。
②防寒対策
苺は寒さに強い作物ですが、霜や低温の影響を受けると成長が遅れるため、農家では防寒対策を行います。
地面にマルチシートを敷いたりビニールハウスを活用したりして、温度を一定に保てるよう工夫することが重要です。
③人工授粉
苺の花は、受粉することで実をつけます。
屋外で栽培する場合は、ミツバチなどの昆虫が受粉を助けますが、ハウス栽培では人工授粉を行うことが一般的です。
筆や機械を使って花粉を移し、安定した収穫につなげます。
④収穫
花が咲いてから約30〜40日後、果実が赤く色づき、収穫の時期を迎えます。
苺はデリケートな果物のため、一つひとつ丁寧に摘み取ることが大切です。
⑤苗作り
苺はランナーと呼ばれるつるを伸ばし、新しい苗を作ります。
こうして翌年も栽培できるよう、健康な親株を管理しながら苗を増やします。
▼まとめ
苺は、苗の選定や定植・防寒対策・受粉・収穫・苗作りといったさまざまな工程を経て栽培されています。
それぞれの管理を適切に行うことで、甘くておいしい苺を収穫できるでしょう。
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