果物や野菜の味を評価する際には、よく「糖度」と「酸度」という指標が使われます。
同じ品種でも栽培環境や熟度によって数値は異なり、味の感じ方にも影響を与えます。
そのため、糖度と酸度について理解することで、好みの味を見つけやすくなるでしょう。
今回は、糖度と酸度の基本や違いについて解説します。
▼糖度・酸度とは?
■糖度
食品に含まれる「糖分の割合」を示す数値のことです。
一般的に、ブドウ糖や果糖・ショ糖などの甘味成分が含まれる量を計測し、その濃度を表します。
糖度の単位として使われるのが「Brix(ブリックス)」で、数値が高いほど甘みが強いです。
果物の場合、品種や栽培環境によって糖度が変わり、完熟したものは高くなる傾向があります。
■酸度
食品に含まれる「酸の量」を示す指標で、味を引き締める効果や、甘みを引き立てる役割があります。
クエン酸やリンゴ酸・酢酸などが含まれる量を計測し、pHや酸の総量として表されます。
たとえば果物や野菜では、酸度が低いと甘みが際立ち、酸度が高いとさっぱりとした風味を楽しめるでしょう。
一般的に、レモンやグレープフルーツは酸度が高く、バナナやメロンは低いです。
▼まとめ
糖度は、食品に含まれる糖分の割合で、数値が高いほど甘みが強くなります。
一方で、酸度は数値が高いと酸っぱさが増し、爽やかな風味になる傾向があります。
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